大人と子供のための読み聞かせ会
地域の児童プラザの読み聞かせ会にボランティアグループで参加してきました。
子供と保護者の他地域の方々にも来ていただき、いつもと、違った会となりました。
手遊び、絵本、群読の他に、この地域に古くから伝わる民話 「雨乞い地蔵様」 を息の合ったベテラン二人組の語りで。
「地域の民話で紙芝居を作りたいね」というのがみんなの夢。叶え、語りつぎたいね。
こちらは、前回群読の切り絵を作ってくれた仲間の力作。
とても優しいお顔に作ってくれてあります。 井戸の中にすっぽりお地蔵様が入るように仕掛けられています。
私はお地蔵様を落とす黒子さん
♪井戸の中からとかじゃなくて〜♪ by佐久間一行
(と、頭の中でぐるぐるしていたふとどき者は私だけらしい( ̄▽ ̄;)
{あらすじ}
雨が振らずにとても困っていた村人たちの、雨乞いのために犠牲になり縄で縛られ井戸の中に落とされてしまうお地蔵様。お地蔵様のおかげで雨が降り、感謝した村人たちがお地蔵様を井戸からあげ、縄をほどききれいにして、いつまでも大事にしたというお話。今も大事にこの地にまつられています。
そして今日はスペシャルゲストとして、以前から読み聞かせのご指導をいただいているJPIC読書アドバイザーの小林いせ子先生も「ちくまおはなしネットワーク」の方々とはるばる山まで来て下さり、実際に読み聞かせと群読も見せていただきました。
先生の手にかかると絵本に描かれた
物、人、色、音などが魔法にかけられたように動き出します。
読み手のその絵本に対する愛情が伝わります。
最後に読んでもらったのは、「ラブ・ユー・フォーエバー」
ロバート・マンチ作。親子の愛情のおはなしですね。
私も持っていましたが、自分で読むより、人の声で読んで貰うのは気持ち良いな〜と思いました。
文字離れ、読書離れが進んでいると言われますが今は「言葉離れ」が進んいるそうです。
コミュニケーション不足。
読解力が乏しい子が多く、計算は出来るが文章を読み取ることが出来ないので、足していいのか、引いていいのか、わからない子や漢字の当て字が出来ない子が増えているそうです。(私も不安)
小さい頃から絵本や本に親しみ、その年代にあった内容、漢字などが書かれている本を読むこと、家庭での会話が大切だと再認識しました。
この頃、農業が休みだからかな? 絵本、おはなしにぐっと縁を感じます。 幸せなことです。
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